昨年サバの泳がせでアタリが多かったのは、こんな濁り潮の時でした。

しかし喰わせるまでには至るものの、何も出来ずに一瞬で終わることばかり。

今年は20号ハリスの仕掛けを用意。

手釣りでは一応マダイを狙いつつ、 エサとなる大中サバを確保。

サバはいくらでも釣れます。

泳がせ竿に40cmくらいのサバをぶら下げて底から5mほど切ったところで待ちます。

手釣りの方でサバ釣りに夢中になっていた時、ふと竿に目をやると根本から海中に突き刺さってます。

今年初めての大サバの泳がせにヒット。

ここからボート釣り人生最強の相手との対峙の時間が始まります。

随分長い時間のファイトに感じたのですが、実際は5分くらいなのでしょう。

真下に突き刺さる鋭い引き。

こちらは竿を支えることで精一杯です。

渾身の力で引き上げようとするも、2歩進んで3歩戻される状況。

どれだけ凄かったかって、踏ん張りがきかないのでボートの椅子に座ってられないんです。

 ですからボートの床に座り込んでの対応。

ドラグも指で道糸を押さえていないとどんどん出てしまいます。

最後は20号のハリスも切られてしまいましたが、昨年よりかは少し対応が出来たことに手ごたえを感じました。

新しい仕掛けを作り、と言ってもハリスは20号までしか用意していなかったので再度同じ仕掛けで。

そしてもう一度アタリ。

これはアタリというより、糸が一気に横に走り、浮き、そしてダイナミックなジャンプ。

今度は巨大シイラでした。

このシイラが厄介者で、PEラインを全部持って行ってしまい、ここで泳がせ釣りを終了することとなってしまいました。

今日はチャンスだっただけに残念です。

明日は40号でチャレンジします。

ボートでこんな釣りをするのは私くらいなものでしょうね。

何が上がるか分からないので、正直ちょっとビビッてますよ。

それでも魚の姿を見るまではやめられないです。