オオモリボート・スタッフ釣り日記

葉山・長者ヶ崎、オオモリボートのスタッフによる釣り日記です。 釣りにお出掛けになる際のご参考に。

2013年11月

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北風強風の為出船中止となりましたが、風が落ち着くのを待って午後より一人で出船してきました。

やはりとにかくエサ取りが多い。

いつも通りタナを探して、辿り着いたのが水深27mでビシ位置が上から10m。

その1投目。強烈なアタリ!

一瞬これは先日の大鯛並だと思いました。

まずはとにかく走りまくる。これ、浅場の大鯛の特徴です。

止まったかと思い軽く引いてみると、また走る。

少し上げては走る、また少し上げては走る。これを幾度となく繰り返し、そして気付きます。

これ、鯛じゃない。イナダ?

でもイナダにしてはデカい。パワーも圧倒的。

ワラサ?

格闘すること15分。

やっとハリスまで来て、海中の魚体を確認します。

やはりワラサ。それにしてもデカい。

これはハリスを持って走られると切られる奴です。かなりゆっくり慎重に上げてタモ入れ。

70cm、3.1kgの紛れもないワラサです。

途中からワラサだろうと確信があったのですが、何せこちらはマダイ狙いの3号ハリス。ドキドキしましたし、上がった時は興奮しました。

そしてクーラーに入れ、ふと思う。

これってこのクーラーに入った最大サイズ(体長)なんではないだろうか?

いやいや、この前誰かさんの大鯛が自分のクーラーに入らないって、私のクーラーに入れちゃったよ(笑)

オオモリボート
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朝一番からフグだらけ。

10回に1回でも針が残るかどうか・・・

ちょっと酷過ぎです。

私は釣れなくてもかなり諦めが悪いのですが、さすがにこれにはお手上げです。

11時過ぎに諦めました。

針が無くなっちゃいますよ。

オオモリボート
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先週は絶好調に釣りまくりました。

いつかそのしっぺ返しが来るのではと考えてましたが、やはり来ました。

日曜日、朝から幾分具合が悪かったのですが、そのよる40℃近い発熱。

大人になってこの熱は本当にしんどいです。もう何もかもどうでもよくなりました。

翌日月曜日は出船中止が確定してましたが、火曜日は出船予定だった為とりあえず熱を下げることに専念。

気合で火曜日朝までには熱を下げたのですが、何も食えず、体力は激落ち。

火曜日は仕事だけで精一杯でした。

そして今日、体力も割と回復し早上がり予報ですがとりあえず出船。釣りへ。

しかしこれが、まあ釣れない。

上から下までエサ取りだらけで、消える気配も無い。

釣れたのは落とす時に喰ったヒラソウダが2尾と上げる時に喰ったイナダが2尾。

釣った感全く無しです。

ふと海中を見てみると水面下6m程の場所にイシダイの幼魚の群れ。

こりゃダメだ。

今日の海は彼らの天国ですね。

イシダイの母ちゃんも今日ばかりは「あんまり遠くまで行くんじゃないわよ!」って言いませんよ。

下で安心しきってお茶してますよ。

でもね、母ちゃんが許してもこの釣り人のおじちゃんは許しませんよ。

良い子は釣り人のおじちゃんが出てきたらおうちへ帰りましょう。

そして悪い大人は出てきなさい。

成敗してやる!w

 

オオモリボート
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釣りが出来ない週末は、ブログのネタに困ることもしばしば。

そこで私達が使っている道具の話。

写真を見てください。

非常にコンパクトです。

これが大切です。

持ち運びがラク!という事ではなく、この道具だからマダイやイナダを喰わせるのです。

エサ取りが多いという事が重要。

更に・・・・・・

これ以上は私に直接聞いてください(笑)

オオモリボート
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マダイは底の方にいる。

半分正解で半分間違いです。

基本的には底近くを泳いでいるでしょう。浅場なら尚更です。

ただし、釣れるところは底の方とは限りません。

魚は泳ぎます。

さて本日は朝の2投目で50cm・1.5kgのイナダがいきなり喰いました。この時のビシ位置は底から7.5m、ハリスが6mです。この時、潮はほとんど動いていません。

かなり底の方で喰ってます。

その直後からエサ取りが続きます。

ここでタナ探しです。

ここから一回のコマセの量を減らし、回転を上げていきます。

もちろんじっくり待つ事も無ければ、誘いを入れることもありません。

導き出したタナはビシ位置が底から15m。

なぜ15mか?下から探っていき、15mでメジナ、ウマヅラ、イシダイの幼魚等のエサ取りがマダイ針に掛かりだしたのです。

こういう場合、私はエサ取りとなる魚達がリスクを負って勢いよくエサを食べてるのではと考えます。

それが正しいかどうか定かではありませんが。

ここからしばらくはエサ取りと我慢比べです。

リスクを負っている以上、ある程度の魚が入った時に一目散に逃げる可能性があります。

その瞬間は11時。

急にエサが残ったその次にデカいアタリ。

また50cmのイナダ。

そこから更に、型は落ちるがイナダを2本追加。これで計4尾。

そしてまたエサ取り。

次は15mから1ヒロ上げてみるとエサ残り。

水深27mでビシが底から16.5m。

ここでエサが残る時間が続き、12時過ぎ。

ここでやっとマダイです。44cm・1.2kg。

はっきり言って、かなり非常識なタナです。

でもそれが今日喰うタナだったんです。

明日これが通用するとは限りません。

タナは毎日違います。

色々な状況をイメージしてタナを導きだすことが、ボートのマダイ釣りではとても重要です。

オオモリボート
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